旅日記と写真

2014/09/19 秋の遠足

昨日テレビで、彼岸花がきれいに咲いているお寺(松戸の祖光院)を紹介していました。行ってみたくなり、車で行こうか電車で行こうか悩みました。goole mapで調べてみると約9㎞位だったのでいっそのこと歩いて行くことにしました。秋空の下小さなリュックを背負っての遠足です。いつもは車で通り過ぎてしまう町並みを2時間かけて歩き、小さな秋を感じながら祖光院に着きました。1993年に檀家が9900平方メートルの樹林地を整備した際、球根を植えたのが始まりとの事です。お寺の林の中に赤いじゅうたんが敷き詰められたような彼岸花の群生が、満開で見事でした。彼岸花は、名の通り秋のお彼岸に咲き、秋の訪れを教えてくれます。地面の何もない所から茎だけが、すーっと伸びた先の赤い花びらは、繊細で可憐さの中に秘めた情熱を感じさせる花です。花が終わった冬に葉を出してくるので、花が咲くまではそこに彼岸花があるとは気が付きません。帰り道は、パン屋さん、とんかつ屋さんに寄り道しながら帰りました。往復約20㎞歩きました。山道と違い平坦な道なので多少の疲れは有りましたが、筋肉痛にはなりませんでした。遠足も楽しいものだと思い、今度は冬の遠足に行きたくなりました。

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