旅日記 and 写真 2013~

2013/01/14~15 積善館に泊ろう!

以前四万温泉にある積善館の「元禄の湯」に入ったことがあります。とてもレトロな雰囲気のある温泉だったので宿泊したいと思っていました。その願いが叶い行ってきました。赤い橋(慶雲橋)を渡ると日本最古の湯宿建築様式のレトロただよう雰囲気のいい温泉宿です。玄関に入ると建築当初に建てられたままのどっしりとした太い梁や、つやのある柱が出迎えてくれます。8畳とテラスのある少々古びてはいるが、コタツもあるしっとり落ち着いた部屋で休んでいると、突然大太鼓の音が鳴り響いたので玄関先に出てみると、大人四人が台車に乗った大太鼓を力いっぱい叩いていました。後で聞いてみると14日は、「鳥追い祭り」と言って, 田畑の害鳥を追い払い、豊作を願う予祝行事で家々を回っているそうです。良いものを見ました。鳥追い祭りを見ていて冷えた身体を暖めるべくエレベータ―を乗り継ぎ、「佳松亭」5階にある露天風呂「杜の湯」に行きました。雪降る露天風呂にどっぷり浸かるとじんじんと体が温まります。熱くなったので、半身浴に切り替えて長く入っていると、頭にうっすら雪が、半身浴にも係わらず体が熱くなります。夕食は大広間で、お弁当形式の割と淡白なメニューでしたが 、豪華過ぎる食べきれない程のコースメニューの過剰な食事よりも、私たちには十分な量で美味しく頂きました。寝る前に山荘の無料貸切風呂「山荘の湯」で夫婦水入らずの湯ったり気分を満喫しました。温泉めぐりをしても男湯女湯と別れての入浴だとカミさんを待たせたり、待ったりで落ち着きません。貸切湯だとそれがないだけでもリラックスして温泉を楽しめます。

翌日の朝風呂は、「元禄の湯」は、昭和5年に建てられ広い空間の中にいくつもの湯舟を並べたお風呂です。アーチ型の窓と高い天井が当時の雰囲気をそのままに残してレトロ感満載の温泉です。こんだけ温泉に入り2食付で1人5,350円でした。この次は、連泊したいです。宿をチェックアウトして無料共同浴場「御夢想の湯」へ行きました。その駐車場の前に室町時代創建の日向見薬師堂があり、ちょっと遅い初詣となりました。唐風様式の建築は国指定重要文化財です。三間四方の茅葺き屋根に雪が積もりに良い景色になりました。湯屋造りの「御夢想の湯」も雪に覆われていました。自然石をくり抜いて造った湯船は二人が精一杯の大きさです。一人だったのでゆったりとは入れました。その後雪道をドライブして水上を周り午後8時過ぎ無事帰宅しました。

走行距離585km 愛車ワゴンR お疲れ様でした。

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